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BASCHET KLANG OBJEKTE

1970年、日本万国博覧会において鉄鋼館内「スペースシアター」音響設備の演出を任された武満徹は、フランスの彫刻家フランソワ・バシェを招いて、音を奏でる美しい彫刻「音響彫刻」の制作を依頼。スティールを素材として用いる音響彫刻は同館に相応しい展示となった。日本人技術者達と共にバシェが制作した17基の音響彫刻は万博閉幕後、解体され倉庫に眠っていたが、40年の時を経て2013年から修復され始め、現在5基が復活。今回そのうち3基と和太鼓のコラボに挑戦。バシェの新たなる冒険が始まる。
また、鉄鋼館の巨大な空間では、3人のアーティストがこのイベントのために制作した作品を一日だけ展示するという、なんとも贅沢なアート展が開催される。
演奏前にはベルナール/フランソワ・バシェ兄弟の音響彫刻制作時の映像や、芸術への思いなどが幻想的な映像で語られているジャック・バルザック監督のバシェ・ドキュメント映画も上映される予定。

 池田フォーン              川上フォーン                 高木フォーン(クリスタル・バシェ)  大太鼓(3尺2寸)

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